住宅省エネ2023キャンペーン
「先進的窓リノベ事業」という大型補助金が注目されています。
窓の断熱性能を高めるための交換や内窓の設置で最大200万円の補助金がもらえます。
茨城県では寒さが厳しいため、この補助金が気になるところです。
電気代の上昇も懸念されていますが、実際の費用と効果を検証した結果、この政策が庶民の味方となることがわかりました。
イエローチェア・ハウスでは具体的な説明を行っていきます。
印象的な点は、シングルガラスで大きな窓が多いことでした。
調査後、提出したシミュレーション結果により、全面的な窓の改修が承認されました。
昨年の補助金打ち切り問題にも早く対応され、築26年の家が寒さに悩んでいるご家族で寒い冬に調査を行いました。
水戸市の気温は最高6℃、最低気温は-3.7℃で、水槽の水面はまだ凍っていました。
寒い朝、ご主人は布団から目覚め、無暖房の寝室では息が白くなるほどの寒さです。
布団の中からストーブを点け、明るくなるまで出られません。
室内は非常に寒く、ヒートショックの心配もあります。窓からの熱損失は全体の40%と高く、窓が主要な要因です。
窓の次に外壁、換気、と順番があります。
窓の改修はあたたかい家を作るためにとても重要です。
単板ガラスとアルミサッシの古い窓は一般的な仕様でした。
その次に窓のサイズを調べていきます。
現場からは計算上大切な、陽の入る方位やひさしがどれくらいあるかなど、中に入ったり外に出たり、細かな家の情報を丹念に拾います。
間取りを確認しました。
図面は見当たらなかったので、現場で拾い直して、平面図と立面図を再現しました。
あらゆる現場の情報を一旦、会社に持ち帰り仕様を取り込んでアプリで計算します。
導き出されたことは、一覧となって資料になります。
まず出てくるのは〈建物性能〉です。
驚くべきことは、建物性能のUA値が1.64であることです。これは外で過ごすよりも寒い体感です。
2025年の省エネ基準は0.89であり、2倍も寒い数値です。
イエローチェア・ハウスでは、10年間でさえ0.89を提供したことはありません。
過去2年の光熱費を基に2023年の予測も出しました。
「今の電気代単価に換算するだけで、今年は20万円(1.5倍)も上がるの!?」と驚かれた方もいるでしょうが、単価を置き換えるだけです。
同じ消費エネルギー(kWh)を使用すれば妥当性が高いと言えます。経済性能の資料によると、合計17,526kWhは2022年の電気、ガス、灯油のエネルギー換算とほぼ同量です。よって、信頼性の高いシミュレーションと言えます。
2022年の光熱費は402,664円/年で、現在の単価に置き換えた光熱費は604,952円/年。
近い将来には30%の値上げが予想されています。何もしないと光熱費は40万円から78万円になる予測です。
ホリエモン氏も断熱改修の重要性を指摘しています。
先進的窓リノベ後の電気代は、次回にご紹介します。
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“費用と効果” を分かりやすく!
「効果が不安、、どのくらい変わるの?」という方には、掲載ブログのように家の調査からシミュレーション資料までお作りします
①調査2回
②改修後の年間光熱費と効果
③補助金を含めたお見積り
期間2週間
調査および資料作成:税込み22,000円 (見積りのみ:無料)