四つ葉工房|株式会社悠木社
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排熱を利用した暮らし
2026年06月01日
こんにちは。
茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。
プロ野球巨人の阿部監督の辞任、バレーボール男子日本代表の佐藤選手の逮捕など、スポーツ界ではプライベートでショッキングなニュースが続きましたね。
特に佐藤選手は国際大会に向けた合宿期間中の大麻所持ということであり、もうおそらく日本代表だけでなくプロ選手としてもコートに立つことはできないでしょう。
ネットやSNSでも「何やってんだよ」「スポーツだけやってきたから一般常識がないんだ」「もう人生終わったね」などの誹謗中傷があふれていました。
私も昔だったら「せっかく日本代表になれているのにバカじゃないの?」と思っていたと思います。
しかしながら今はちょっと違う見方をしています。
おもに私たちが見るスポーツ選手は「TVの中で活躍してキラキラしている姿」です。
たまに密着ドキュメンタリーなどもやっていますが、それでも私たちが目にしているのはほんのわずかの時間です。
プロのスポーツ選手になれるくらいだから、メンタルは弱くないはずです。やってはいけないこと、発覚したらどうなるかなんて普通に分かっていると思います。
それでも過ちを犯してしまう。きっとその背景には自分たちが思っている以上のストレスや不安や悩みがあったんだと思います。
本当のところはどうなのか分かりませんし、だからと言ってやっていいことではありません。
でもその人たちだって私たちと同じ人間なんですよね。
今回のことでバレーボール界での復帰は難しいかもしれませんが、ずっと続いていくこれからの人生まで否定してしまうのはちょっと違うんじゃないかと思います。
賛否は色々あると思いますけどね。
本題に入ります。
さて、今回のお題は「排熱」です。
「断熱」「遮熱」といったワードは聞かれたことがある方が多いかと思いますが、「排熱」って聞いたことありますか?
「断熱」は内外部の熱の出入りを抑制し、「遮熱」は外部からの熱の侵入を防ぐ、といった感じです。
それに対して「排熱」は室内の熱を外部に放出するということになります。
この原理を自然利用しようと思うと外の温度より室内の温度の方が高い時になります。つまり、今くらいの時期から約半年後くらいまでですね。
ただし今の真夏の暑さは尋常ではありませんので、閉め切ってエアコンを使うほうが良いかと思いますので、実際に排熱が効果的に使えるのは、夏を除いた春と夏の時期のおよそ3か月くらいの期間に使える暮らしの工夫となります。
ちょうど今の時期の晴れた日は、朝出かける時に戸締りをして出かけると夕方家に帰ってきた時に少し暑く感じるかと思います。そんな時に使えるのが排熱です。
帰ってきて「暑いな」と感じたら窓を開けて室内の熱を排出しておきます。
この時のポイントはどこの窓を開けるかです!
全部の窓を開けるのも悪くないのですが、手間もかかるし効率が悪いので要所の窓だけで構いません。
例えばLDKの東西(もしくは北西)と寝室、間取りや風の抜け方によってはホールもアリでしょう。
二階建ての場合二階の方が暑いので二階の要所となる箇所(寝室や階段ホール)も忘れないでください。
暖められた空気は軽くなり上昇しますので一階から涼しい空気を入れて二階で排熱するようなイメージです。
空気の入り口と出口を作ってあげることが大切です。
たったこれだけのことなんですが、効果は抜群です。

シミュレーションしてみると分かりやすいかと思いますが、私の実測値でもだいたい3℃くらいは室温を下げることができます。そして冷房エネルギーの削減効果も期待できますので使わない手はないでしょう。
真夏になると流石に外の気温が下がるとはいえ夜9時頃でも快適とは言えず湿度も高いので閉め切りにしてエアコンで除湿と冷房をしながら過ごした方が快適と言えますね。
寝室は寝る時までに温度が下がっていればいいのですが、しっかり排熱しておくと布団まで少しひんやりしていて、実に気持ち良いです。
暖かくなってきた時期の熱籠りは、実は高断熱住宅あるあるです。
高い保温性能がいつまでも家の中の熱を逃がさないというマイナスの働きをしてしまいます。
なのでこういった工夫は、エコで快適に過ごすためには必要になってきます。
これから家を建てる方であれば、低気密低断熱の家は建てる方の方が少ないと思いますので、ぜひ断熱性能だけでなくこういったことも少し意識してみてください。
それでは、また(^^)/
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