木材をつなぐ
先日現場で見つけた木組みをご紹介します。
下の写真は、木造建築における木材を手刻みで組み合わせる際に使用する「金輪継ぎ」という継ぎ手技法のひとつです。この継ぎ手は伝統的な技法の中でも強固であり、梁や桁をつなぐ際に強度を得るために用いられます。
作業中の大工さんに、「木組みって温かみがあって良いよね」と声をかけると、大工さんは「そう言えば、観光で行った姫路城でも同じ継ぎ手を使っていたなぁ」と答えました。そう、姫路城は国宝であり世界遺産にも登録されている城です。
いつも当たり前に見ている木組みの技法が、実は何百年も前から色褪せることなく現代までしっかりと伝承されていることを考えると、凄いと感じます。しかも、その技法は目の前にいる大工さんたちが普段から使っている技術なのです。少しオーバーかもしれませんが、感動ですね。
これからもしっかりとした技術に支えられた、心のこもった家づくりに携わっていけたらいいなと思えた良い一日でした。
最後に、営業部からのお知らせです。
上記現場の見学会を2月24日(土)、25日(日)、3月2日(土)、3日(日)の4日間行います。詳細はホームページ内のイベント欄をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!営業部の町田でした。