COLUMN住まいのコラム

住む場所を考える時に、各市町村の支援策も調べてみましょう。

イエタッタ編集部
2020.02.21

 

孟母三遷の様に、子育ての環境づくりは誰もが考えていることだろうと思います。

新しく家を建てる時に、住む場所(土地)から考える場合、いろいろな事を考えます。

学校から近い、スーパーから近い、交通事情(道路や鉄道、バスなど)が良い、地盤が強い、水が出ない、がけ崩れしない。。。。

それに加えて、最近は各市町村の移住や定住への支援策がありますので、それも考えに入れても良いかと思います。

 

今回は常磐線沿線の一部エリアを取り上げてみました。

2015年に始発終着駅が品川駅となり、東京駅乗り換えも出来き、都内への異動が大変便利になりました。

 

【取手市】

取手駅は常磐線快速・千代田線始発駅なので、「座って通勤」も可能です。

取手市は、新しく開発されている「ゆめみ野」地区での住宅購入が増えている様です。

「とりで住ま入る(スマイル)支援プラン」とユニークなネーミングの支援策が有り、

「住宅取得補助金」「住宅リノベーション補助金」「シニア世帯の持ち家活用による住み替え支援補助金」などが用意されています。

 

【龍ケ崎市】

今年駅名を変えて誕生する龍ケ崎市駅(現佐貫駅)のある、龍ケ崎市は、子どもたちが自然に触れてのびのびと遊べる場所がたくさんあり、市民一人当たりの公園面積は県南トップ!の様です。

10年以上の住宅ローンを活用し、市内に初めて住宅を取得した若者・子育て世代の方に予算の範囲内で補助金を交付する制度「龍ケ崎市若者・子育て世代住宅取得補助」があります。

子育て中の方に加算、転入される方に加算、親兄弟が市内に住んでいると同居・近居加算など、加算される項目が分かりやすい補助金です。

 

【牛久市】

豊かな自然環境と充実した都市機能を併せ持つ街。電車や車でも県内外にアクセスしやすく、幅広い世代のライフスタイルに合った暮らしが叶う牛久市。特徴ある二つの駅があります。

都会やその他の地域から市内への移住や定住を促進するため「牛久市空家バンク制度」を設けています。当市への「I・J・Uターン」や、「定住」などを検討されている方に、物件情報等を提供されています。

 

【土浦市】

市内のJR各駅を中心とする都市機能や市内各地域にある生活拠点を中心とした、コンパクトシティの形成を目指している土浦市。土浦駅は、平日朝の通勤時間帯に上り始発が充実し、また駅から1分に市役所、病院、スーパーなどがあり生活に便利です。

「まちなかへの定住促進事業」として、市外から中心市街地に転入する新婚世帯又は子育て世帯に対して、住宅取得又は賃貸借に関する一定額の補助や、空きビル等を住宅転用する際についても一定額の補助が出ます。

その他「わくわく茨城生活実現事業」など、ユニークなネーミングの移住に関わる支援もあります。

 

【阿見町】

未来に責任を持てる魅力あるまちづくりを進めている阿見町。

町に定住する親がおり,その子又は孫が町内に転入することで親・子・孫の3世代が町に居住する場合に支給される「3世代同居・近居促進奨励金」があります。住宅の取得に要した費用の8 分の1以内の額で上限は50万円。

町内の認定事業所に勤務する従業員が阿見町に転入した場合に支給される「町内事業所等従業者移住促進奨励金」もあり、住宅取得による転入の場合は50万円となっています。

 

≪留意点≫

他の行政や子育て支援情報は、イエタテルHP内市町村ガイドに掲載されています。

支給条件や、予算の上限などが決まっておりますので、必ず市町村にご確認ください。

なお、令和元年予算で組まれている制度の紹介ですので、年度が替われば制度も変わる可能性が有ります。

 

家づくりは一生ものですので、はじめの1回目で良い場所に暮らしたいものです。

 

イエタテル編集部

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