COLUMN住まいのコラム

利息と金利は違う! ローン計画の考え方 

イエタッタ編集部
2019.12.06

住宅ローンを組む際、収入や子どもの数、 家族構成により考え方は千差万別です。今回は 賢いローン計画について、おうちの相談窓口つくば土浦店 ファイナンシャルプランナーの橋本真吾さんに聞きました。 

 

借入金額や返済金額の計画

「月々の返済は現在の家賃と同じくらいなら大丈夫」「○○さんと同じくらいなら」などの感覚で数千万の買い物をしてしまう人がいますが、その考え方には大きなリスクがあります。ローン計画で重要なのは「総返済額」。定年後には生活状況が大きく変わることも忘れてはなりません。35歳で35年ローンを組んだ場合、完済時は70歳。夫が38歳時に子どもができると大学を卒業する時には夫の年齢は60歳になり、60歳で定年を迎え再雇用で働いたとしても収入は減るケースが多数。70歳定年制度が検討されている時代ですが、ローンがまだ10年残っている状態で貯金がなければアウトです。このような理由から早めの「繰り上げ返済」が推奨されます。支払い年数より「何歳までに返済するか?」「それまでの教育費はいつ、いくら必要か?」という考え方が重要であり、まずは個別のファイナンシャルプランニング、つまり返済計画をしっかり立てることが必要です。

 住宅ローンの返済期間や金額は借入金額と支払い期間によって金利が決まります。借入金額は住宅価格の8割程度が一般的な目安と言われていますが、それ以上借りられることも少なくありません。返済する期間は最長35年までとなっており、一般的にはこのプランで返済していく場合が大半です。返済期間が長いほど毎月の返済額は少なくなりますが合計すると返済額は増える仕組みです。住宅ローンは条件によって返済する金額が変わってきますので、借入金額や返済金額をしっかりと計画し理想のマイホームを計画していきましょう。

 

[取材協力]

おうちの相談窓口

つくば土浦店

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